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プログラミングに関することを掲載します。

Rustのプロジェクト管理ツール Cargo

はじめに

Rustには、プロジェクト管理ツールとして、Cargoが最初から備わってます。Cargoは、Rustのビルドシステムの機能もあります。

つかい方としては、まず、Cargoがインストールされているか確認するのは、以下です。

$cargo -version

で、Cargoのバージョンが表示されます。なにも表示されなかったり、エラーが出たら、Cargoがなにかしらの理由でインストールされていないようです。

 

Cargoでプロジェクトの作成

まず、プロジェクトをつくってみましょう。プロジェクトをつくるフォルダに移動して、

$ cargo new hello_cargo

と実行するおプロジェクトフォルダができるので
$ cd hello_cargo

に移動しましょう

Cargoプロジェクトをビルドし、実行する

まずは、ビルドをしてみます。

$ cargo build
Compiling hello_cargo v0.1.0 (file:///projects/hello_cargo)
Finished dev [unoptimized + debuginfo] target(s) in 2.85 secs

実行するのは、簡単で、

$ cargo run
Finished dev [unoptimized + debuginfo] target(s) in 0.0 secs
Running `target/debug/hello_cargo`
Hello, world!

とすればできます。

もし、ビルドはせず、チェックだけ実行させたいのでしたら、

$ cargo check
Compiling hello_cargo v0.1.0 (file:///projects/hello_cargo)
Finished dev [unoptimized + debuginfo] target(s) in 0.32 secs

このcargo checkは、長いプログラミングをする際に途中で問題なくビルドできるか確認するためにも使っているようです。

また、本番用にファイルをつくるのには、

$ cargo build --release

と実行するとtarget/buildに実行可能ファイルが作成されます。

 

Cargoに関する詳細は、

doc.rust-lang.org

にのってます。